花粉症とは!

花粉が舞う時期になると、花粉症の様々な症状が出てきます。花粉症の症状というのは本当に辛いものですよね。花粉症の症状にはおおむね下記のようなものがあります。
●眼
 かゆみがする
 いつでもゴミが入っている感じでゴロゴロする
 涙が止まらない
●のど
 かゆみがある
●鼻
 ムズムズするようなかゆいような感じ
 鼻づまりが常時続く感じ
 鼻水が止まらない
 くしゃみが止まらない
●その他
 頭痛がする
 皮膚がかゆい
 腹痛がある
 咳が止まらない
こういうような花粉によるアレルギー症状がスギの花粉からだということが明らかになったのは30年前だそうです。
アレルギーの原因となる物質に「アレルゲン」というものがあるそうです。
このアレルゲンには近くに様々なものがあって、スギ・ブタクサ・カモガヤなどの植物による花粉とか、ハウスダストなどのダニによるものとかたくさんあります。
だいたいは樹木による花粉が多いので、春先になると花粉が空中を舞う様になり花粉症を引き起こすということになるのです。
花粉症による眼のアレルギー症状は結膜花粉症と呼ばれ、急性のアレルギー性結膜炎と言われています。
現在の日本人の約10%の人がスギ花粉症だといわれていて、眼のかゆみや涙が止まらないなどの症状が出ているようです
どちらにしても、一度なってしまうとかなり症状は辛いと思います。
なる前の対策や予防などをしっかりするようにして症状が最小限で済むように対策するようにすることをお勧めします。

花粉症を悪化させないためには!

花粉症というと、都会の病と言われています。
年々花粉の量は増しているようで田舎から出てきた人でも花粉症にかかってしまう人が多くなってきています。
花粉症を悪化させないためには、まず花粉症によくないものというのを把握してみるのがいいと思います。
花粉症によくないものとしてはまず鼻の粘膜を刺激するものを控えるようにしたほうがいいと思います。
では、鼻の粘膜を刺激するものとはいったいどういうものがあるのでしょうか?
一番初めに思いつくものとしては食事です。
花粉症にはカルシウムを摂取することが良いとされていますが、サプリメントなどで過剰に摂取する必要はありません。
通常の食事で十分ですのであまり神経質にならないようにしてください。
また、花粉症にはヒスタミンという成分が含まれている食べ物は花粉症の症状を悪化させる可能性があるので、出来れば避けたほうがいいとされていますので注意してください。
ヒスタミンが含まれている食品というのはほうれん草やトマト、ナスなどです。
花粉症を悪化させないために、バランスよい食事をとり、刺激物をあまり取り過ぎないように注意するようにしましょう。
次は「タバコ」に関してです。
タバコは「百害あって一利なし」といわれているように、花粉症になりかけの花粉で鼻の粘膜が敏感になっているところに煙で刺激をしてしまって症状を更に悪化させてしまう原因となってしまう可能性があります。
また、唐辛子やコショウなどの刺激が強い香辛料、アルコールを多量に摂取しすぎる事も鼻の粘膜を刺激してしまうので、控えた方がいいと思います。

花粉症の予防対策

スギを原因とした花粉症は春がもっとも症状の出やすい季節です。
体質改善や体調管理などでシーズンオフから予防対策することで、翌年の花粉症の症状を軽減し楽に過ごせるようになります。
毎年秋から冬になる頃、翌年の花粉飛散予測が発表されます。
基本的に猛暑であればあるほど翌年の総飛散量は多くなり、暖冬だと飛散時期が早まります。
花粉症治療をする場合は症状が出てからでは手遅れで、少なくとも花粉の飛散する2週間前から行うことが望まれます。
また、「冷えは万病のもと」と言われるように、花粉症にとっても身体の冷えは大敵です。
夏の間の冷房のかけ過ぎ、冷たいものの食べ過ぎは翌年の花粉症の症状の悪化につながります。
冷房だけでなく、食事の面でも身体を温める温性食品を多くとり、冷たい飲み物を避けることが予防になります。
また花粉飛散時期に入る前には、家の中を大掃除したり、カーペットを取り除いてフローリングにしたり、空気清浄機など対策グッズをそろえたり、準備するべきことが多くあります。
あらかじめ花粉飛散時期や量の予測情報を知っておくことも大切です。
スギ花粉症の季節である春は、私たちの体力が低下している時期でもあります。
それは年末の忘年会にはじまり、正月、新年会、バレンタインデー、歓送迎会などアルコールや身体に良くないものを食べる機会が続き、春はそれが一段落した季節だからです。
体力、免疫力のバランスが崩れているところに花粉が作用するのですから、症状は悪化して当たり前なのです。
できるだけ規則正しい食生活を守り万全の体調で花粉症の季節を迎えたいものです

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